高野山の入口にある総門

高野山は、和歌山県の紀伊山地に位置する山上盆地で、1200年前に弘法大師空海によって開創された真言密教の聖地です。高野山全域は「総本山金剛峯寺」と呼ばれ、特に「奥之院」と「壇上伽藍」の2大聖地は深い信仰を集めています。 高野山には117の寺院があり、そのうち51の寺院が宿坊として一般の参拝者に宿泊を提供しています。宿坊では、写経や阿字観などの修行体験や精進料理を楽しむことができます。 また、高野山は四季折々の美しい自然や文化財も魅力的で、毎年8月13日には10万本のろうそくで参道を照らす「高野山萬燈供養会」が開催され、幻想的な雰囲気に包まれます。